p.23 第3章 さて、どこから始めよう
パターンにも、これをやる前にこっちをやるほうがよい、といった適用順序がある 相互に影響し合うではなく、順序なのか!
相互に影響だとどこかで聞いたセンターの話っぽいですが
↑ ※よく訓練されている人達のコメントです
しかし、厳密に順序の決まった一式があるわけではない。
こういうのをちゃんと名言することが大事なのかなと思いました。あると思われがちな気がする。
私達は、チェンジエージェントはまず初めにエバンジェリストになるべきだと考えている。
さてどこからはじめようと迷っている時に、スタートを示してくれると一歩踏み出せそうな気持ちになれる
情熱大事!
もしあなたが、自分の提案書への信仰心をもっていないなら、草の根で普及させるという穴ぼこだらけの道を踏破できるとは到底のぞめない。道中には成功も失敗もある。成功を祝福し、失敗に耐えなければならない。
しみる
情熱を持つことと狂信的になることは違う
あらゆる偉大な業績のなかで、熱狂なしに達成されたものはない
熱を維持しつつ、みんなに少しずつ熱を伝えつつ、ただギャップが大きすぎて引かれてしまわないようにする、ってのはバランス難しい問題
↑わかる
いい言葉。でも熱狂だけでは達成しえないということでもある。
エバンジェリズムこそが成功の必須条件
彼ら(正式な推進担当者として雇われた人たち)は導入のために雇われた立場で、売り込みにはかかわらなかった。つまりイノベーションへの信仰心などなくても職務を遂行できると考えたのだ。しかし私たちはそうではないと発見した。
正式な推進担当者として入った経験が多いので、とてもわかる。信仰心がなければ淡々と仕事をするだけで終わる。
仕事中、ランチタイム、始業前や退社後、週末など、いつでも仕事を進めるための時間をつくる。そう言う熱意を持った人々が必要なのだ
これだけ読むとブラック感があるし、それを強要するとブラックなんだと思うけど、自然とそう言う熱意を持てるものを作るのが大事なのかなぁ
ブラック感を感じたけど、感じる時点で「誰かにやってもらおうとしている」のかもなと反省。自分がやるなら好きでやるからやりたいだけやればいいのですよね。。誰かがやるときも後押しをするのであって、やってもらおう・やらせようとしてはいけないのかな。そのへんも違うとこにかいてるのかな。
「仕事を進めるための時間」というより「好きだから業務時間以外も勝手にやっちゃう」と思えるものに情熱を注げるとよいのかもしれないなぁ。
コミュニティに参加する人達は割とこういう人が多い。
「どこからはじめたらいいですか?」という質問への答えは「エバンジェリストパターンを使うところから。」である。
言い切ってくれていて気持ちいい。
↑わかる!
「正式な推進担当者として雇われた人たち」であっても、まずはエバンジェリストになる必要がある、というのは、なるほどと思った。正式な推進担当者かどうか、ではない。情熱が大事。 問題が起きてる状態だと割とネガティブなことが多い気がするので、そう言う時ほどポジティブな未来の姿は重要そう
パターンの最小基本パック
→ 予備調査, ふりかえりの時間, 小さな成功, ステップバイステップ
なるほど。パターンたくさんあるけど、ここら辺は最低限覚えとくと良さそう
古いものを捨て去って新しいものを一度に導入するようなやり方はお薦めしない
ウォーターフォールはクソだからアジャイルにしましょうよ!的なやつかな
徐々に、実験しながら進める戦略だ
経営メンバーがやる気になった時は大きく変えたがる気がするので要チェックな気がする
「実験しながら進める」は大事。やる前から「それやる必要ある?」ってやらないほうに倒しちゃう人もいるから。
仕事をするうえでもっとも大きな錯覚の一つは「走りながら」学習すればいい、経験からの学びは無意識のうちに積み重ねられていく、というものだ。
わかる。意識的にやらないと振り返りのタイミングを逃すことはよくある(だいたいうまくいかない)。
スクラムとか何かのフレームワークに乗ってないと振り返りを飛ばしがちなのはよくない(自戒)。
走らないと経験がないのはその通りだと思うけど、走り続けるだけなのは色々ツライ
わかる…走り続けないといけない状況で立ち止まる価値って最初は感じにくいですよね。うまくふりかえれないと感じられないけどふりかえりの成功体験ってなかなか意図的には作れないし。
情報を獲得した上で、パターン名「10人以内」をつけると言うのは、知識の喪失を防ぐ有効な方法だった
パターンとして取っておくと言うのはすごく良い気がした。メンバーならパターン名だけで思い出せるので
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二回目
提案書への信仰心を持っていないなら、草の根で普及させるという穴ぼこだらけの道を踏破できるとは到底望めない。道中には成功も失敗もある。成功を祝福し失敗に耐えなければならない。
これを最初に読んだら、ふえーーーそこまで覚悟がないといけないのかとひよりそう。
まぁ実際必要ではあるんですが。
狂信は常に人を遠ざけてしまう
まじでどこでも見る風景だな。と
ただ、何か情熱と狂信と違う気がする→本当に自分自身でビジョンが描けているのか?
一度に仕込む技は少数に止める。2ルールプラン。全体が最初の2つのルールに順応したら、さらに2つのルールを追加する
デヴィッド・ハックワース大佐 「兵士の心を鋼にする」
ステップバイステップ, 小さな成功あたりかな?
一度に大きく変更するやり方でうまくいったことがない(スクラム全社導入の推進が頓挫した記憶が蘇る)
スプリントレトロスペクティブで決めるアクションとかにも、2ルール・プランが適用できそう。アクションをたくさん決めすぎてしまう問題とか、あるある。
このパターン名(エバンジェリスト)は、やや宗教的な匂いがする。
(中略)
もしあなたが、自分の提案書への信仰心をもっていないなら、草の根で普及させるという穴ぼこだらけの道を踏破できるとは到底望めない。
単に普及を担当する人、みたいな認識だったけど、信仰心も大事ということか。
でも、これが人によっては「狂信」となってしまうんだろうな。難しい。
仕事をするうえでもっとも大きな錯覚の一つは、「走りながら」学習すればいい、 経験からの学びは無意識のうちに積み重ねられていく、 というものだ。 現実には、 以下の質問を使ったアクティビティの時間を確保しなければならない。 「うまく いったことは?」 「違うやり方をした方がよかったものは?」 「まだ頭を悩ませて いるものは?」 これらの質問について注意深く検討し、 答えをみつけていかなけ れば、 学びの機会を逃してしまう危険がある。
いや、ほんとうにこれな。
「偉業は一時的な衝動で なされるものではなく、 小さなことの積み重ねによって成し遂げられるのだ」 by ゴッホ この通り、「どこからはじめたらいいですか?」という質問への答えは「エバンジェリストパターンを使うところから。」である。
なるほど。と思ったけど、「何か良さそう」と思ったくらいで信仰心までの情熱が無い場合はその情熱をどう上げていけばいいんだろうか。p.108に書いてあるのかな。